オヤシラズ
去年あたりから うずいてはいたの。
ちゃんと 歯医者にも行って 抜くか治療するか？と
聞かれていたけれど…躊躇したままでした。
だって そこの歯医者には ２度と行きたくないって事があったんだもの。
『麻酔の麻酔がある』と HPで書いてあったから行ったのに…
麻酔をいきなりブスッとやるし あげくに私は 麻酔の効きが悪いらしく
同じ場所に4本ブスブスされて すっかり心臓がキュ～ッと縮まってしまった。
その上、助手の女性達のおしゃべりや 型取りを早く取りすぎて
やられているこちらも どう感じても失敗だろ？という状況。
誤りもせずに 『あ～っ 早すぎちゃったみたぁ～いっ あはははは』と
助手同士で 笑っているんだもん。
絶対にここで オヤシラズは抜かんぞ！
そう決めて 虫歯の治療だけは なんとか済ませて…
まぁ 結婚式だのなんだのあって 半年近くほったらかしてたんだな。
たまに うずうず…が 金曜日の夜中あたりから 騒ぎはじめたので。
う～・・・夜中の製作にも集中できない～（ToT)
仕方なく…行って来ましたよ…。
当日は もう全然痛くなかったんだけどな。
話し方の優しい女性の歯医者さんで 感じも良かったから。
ホントは 抜く覚悟ができたら 来てくださいとは 言われたけど。
いい加減諦めよう・・・。
『やっちまってください…』
抜いてきました。
上の歯だし まっすぐに生えたオヤシラズだったようで そんなに
時間はかからなかったみたいです。
麻酔の麻酔をしてくれたので そりゃ チク～ッとは するけれど
前回ほど 心臓がキュ～っとして 脱力感を通り過ぎることもなく。
麻酔はやっぱり効きにくいみたいだったけど 毎回
『少し足しますよ～』
『どうですか～？』
と聞いてくれるし 途中途中で
『ほら、今 もう歯がゆれてますよ～』
『虫歯なので 少しかけてしまいましたが 大丈夫ですよ～』
『は～い、揺らしま～す』
と 実況中継しながら 抜いてくれました。
最後のガキッ ザクッザクッと 歯が離れていく感触は
初体験でした。
タオルで目隠しをしてくれているのも 気が楽になれたかも・・・。
さすがに その日のうちに反対側のオヤシラズも 抜くには
本人 気力体力が続かなかったので 次回の土曜日に…。
ふがっ。
抜いてくれた先生は 日曜だけの先生だったらしく
次回の先生は 違う先生らしいのが ちょっと不安だけど…
あ～う～…
歯は 大事にせんとな…。
抜いたオヤシラズ。
一応 もらって帰ってきました。
だけど また生えてきたらこまるし アパートなので屋根も縁の下もないのよね。
オヤシラズ？親不知？
なら、母様に見せて はい、親ですよ。と歯に教えてあげましょうかね。