北浦和アートプレイスKでの展示会、無事終了しました。
初日、大雨なのにもかかわらず来て下さった方が
多かったと聞き、本当に感謝感謝のスタートでありました。
展示会に参加させていただく度に
何かしら考えさせられる事、
今後のアイデアのヒントや勇気と出会えるというのも
ありがたいと 毎回毎回思います。
今回も 来て下さった方々、一緒に参加した皆さま、
本当に ありがとうございました。
今回は 一度 来場下さって 猫を気に入ってくださり、
わざわざ最終日に もう一度来て下さって
猫達を連れて帰ってくださったりすることもあり…
ああもう なんて言うのかな。
もちろん、自分の作品をわざわざ見にきてくれるだけでも
ありがたいと思うのに お金を払って買っていただけるって
なんて、なんて勇気が湧くことなんだろう。
同時に、照れくさかったり、
もちろん、いい加減に作ったわけではないけれど
ホントにイイノデスカ？
なんて ドキドキしてしまったり。
私は こんな時、毎回 一番最初の敗北を思い出すのです。
まだ ここまで人形を作ってはいなくて…
20歳そこそこの頃かなぁ。
母がデパートで手作り展に参加している側で
チマッと 自分の作ったブローチを並べてみた時のこと。
自分では かなり良い出来だと思って出していたのに
１つも売れなかったのだ。
あまりにも売れないから300円を100円にしてみた。
けれども 見ていくだけで１つも売れない。
当たり前の事だけれど お客さんは いくら安くしたって
いらないものは いらないんだってことを痛感した。
なんか自分を安売りしたような気にもなったし、
それでも売れなかった事にも ものすごくショックだった。
…今 見ると 確かに ひどい作品だな～
そりゃ誰も買わないわ～と笑っちゃうけど 作った当初は
何故か 素敵なものができた！って すご～く
ニコニコ気分だったんだよなぁ（・・；）
人形を作り始めたのは それから8年後くらいだと思うけれど
初めて自分の人形に お金を払って下さる方がいてから
今まで 何度も 何度も あの時の事を思い出す。
ちゃんとしたものを作ろう、自分に自信が持てるものを
作りたい、と 改めて勇気が出るのでありました。
…それでも 初期の頃の作品を見ると うわっ（＞＜；）とも
思ってしまったりしますが…成長過程としてお許しください。
写真は 今回、最終日にギリギリで持ち込んで
すぐに里子にいくことが決まった為、お客様と
オーナーさんしか実物を見ていただけなかった
リュックをしょって【ちょっと行ってくるね】
という猫です(^^)
（未UP作品が たまっているので…次回の展示会が
終わりましたら 改めてUPしていく予定です）
次回は 7月２５日～ 銀座「陶悦ギャラリー」にて
参加させていただく予定です。
今後とも よろしくお願いいたします。
