先日、日記でもお知らせした「憲法ママカフェ」
30人前後は来ていたかな。
畳のある体育館の一室でしたので ちび達は走るわ
泣くわ…と 自由にやっておりましたが…
弁護士の先生の話が とてもわかりやすく聞きやすかった！
当日、週刊誌の女性自身の取材もきていたけど
次の日の東京新聞にも別の場所で開かれていた
この先生の憲法カフェの様子が載っていました。
プリント１枚で 大事な事をわかりやすく教えてくれました。
身近な人にも改めて知って欲しいって思った。
この弁護士の先生方が集まって作っている
「あすわか」というHPに アニメと共に わかりやすく
書かれていたりするので ぜひ参考にして欲しいです。
「あすわか」 http://www.asuno-jiyuu.com/
近日、今度の選挙に向けて 各党の方々にアンケートを送った
回答をブログに載せてくださるそうです。
この先は 私が聞いて知った事などをおおまかに
書きだしてみるので ちょっと長いです。
お暇な時間に 読んでみていただければ幸いですが
無知な私が 書くから 知っている人には当たり前の事や
考え方の違い、いろいろあると思いますがお許しを…。
戦争って。
国際法では 違法なんですって。
でも…あれ？あちこちで起きてない？
それは 個別的自衛権、集団的自衛権、集団安全保障ってのが
あって それを口実に 攻撃しているんですって。
口実なんて いくらでも作れるもんね…。
●個別的自衛権は 攻められたら武力行使できる。
●集団的自衛権は 要請されたら 他の国の戦争でも
日本人が武力行使できる。
●集団安全保障は 国連の決議を得て 武力行使できる。
今まで 日本は他で戦争があっても うちは個別的自衛権しか
ないからね～と お金だけ出したりしていたわけだけど…
安倍さん率いる自民党、そして公明党もグレーゾーンだけど
集団的自衛権を日本でも認めようとしているわけだ。
なんでなんだろう？
なんでいま、それをやりたいんだろう？
現地の自衛隊員、命の危機にさらされても やり返せない。
それが危険だっていうのも一理あるかもしれない。
他の国から兵力を出さないなんて 卑怯だ！とか言われたのかな？
外交の切り札に使おうとしているのかな？
日本を悪くしたいわけじゃないとは信じつつも…
疑ってしまう事が 多々あって 怖いのだ。
集団的自衛権を認めて 他国の戦争に参加する可能性は
ゼロじゃない。
余談だけれど、誰かが「日本は戦いは他国にまかせっきりのくせに
自給率が低くて 他国からいろんなものを輸入しているのだから
そろそろ他の国と並ぶために 兵力を出さなければいけないんじゃ
ないだろうか？」なんて言ってたのを 以前聞いたけど
なんで 兵力や武器じゃないとダメなのよ。
だったら もっと自給率を上げる事に力を入れてよ！
人数が多いから 勝ちっ！みたいなコマにされる為に
大事な人達の命、投げ出させないでよ。
…って 言いかしたかったけれど 私 全然 政治に
詳しくないからな…と 黙ってしまったわ。
政治、わからなくても 意見を交換しあうって 大切な事かも
しれないな…って ちょっと思う今日この頃。
先生が聞いた話では 集団的自衛権でアメリカの要請で
参加する事になった韓国の軍は 戦地で一番ひどい場所に
送られたとか。
アメリカ人だって 好き好んで戦いたいわけじゃないよね。
集団的自衛権を認めたら いざ戦いにいけ！となった時
徴兵制が復活するんじゃないか？という意見もあるけれど
先生曰く そんな面倒な制度を作るよりも 今の
「格差社会」を利用すれば 給料や保障で いくらでも
兵隊志願者は増えるだろうと。
現に 今のアメリカ兵は そうやって集められている。
犠牲になるのは 戦いに行く人だけじゃないのよ。
テロリスト達は「武力行使に協力する国もテロの標的にする」と
宣言しているのだから その時は日本で爆弾テロだって
起きる可能性は 十分ある。
スカイツリー爆破！とかニュースに出るかもしれない。
原発の１か所でも爆破されたら日本での生活は？
こんな危険な可能性を持っている集団的自衛権なのに
なんで 認めたがっているの？？？？？
どんなメリットがあるか知らないけど 自分の子供達
知人、友人が そんな犠牲者になるなんて絶対に嫌だ。
でも…いくら反対って言ってもさ。
日本って 投票に行かない人が とぉっても多いんですって。
国民投票の法律って最低投票率って ないんですって。
だから 例えば１００人の住民がいるのに 政治に無関心で
３人しか投票にいかなかったとして。
１人が反対票、２人が賛成票にいれたら この賛成票の案は
可決されてしまうんですって。
そんな少人数でも 決められちゃうんですって。
だからさ。
どこの党に入れても 世の中 変わりゃしないよ、とか言って
選挙に行かない人達は もし、集団的自衛権を押している党が
当選して 集団的自衛権が認められちゃったとしたら
自分も、自分の大切な人達がテロの犠牲や戦争で命を
なくしても文句が言えないんだよ。
安倍さんや権力者の人達の中で 今 しきりに
憲法を変えたがっているみたい。
変えたほうがいい、一部だけなら…、変えないほうがいい
いろいろな人の意見があると思うのだけど…
まずは！
恥ずかしながら先生に聞くまで、憲法って法律みたいなもんで
みんなが 守らなければならない決まりだと思っていたのよね。
でも。
憲法って。
「国家権力者や法律を作る人達が守らなければならないもの」
であって
「好き勝手法律を作ってしまう権力者から国民を守るもの」
なんですって。
今、憲法を変えるには 議員の３分の２以上、国民の過半数が必要。
それを 安倍さんは もっと憲法を変えやすくしたいので
議員の過半数の賛成でいいじゃないか、とか 自分達の規制を
ゆるくしたい、と動いているみたいです。
そのスローガンに「国民に憲法を取り戻そう！」なんて言っていた時も
あるんだとか。
もともと憲法は 国民のものなんですよっ！
あなたがたの好きにさせませんよっ！って 言わなかったら
ホントにとんでもない法律が どんどん作られて 生活も
どんどん変わっていってしまうと思います。
現に そのとんでもない法律が すでに決まってしまって
１２月１０日から 実施されてしまうのです。
それが 秘密保護法。
いろいろな口実をつけて み～んな秘密にできちゃうの。
例えば テロ防止のために原発の情報を一切秘密にする！
なんて決められたとすると 汚染水がどこにもれている、とか
放射能がもれている、とかいう情報も流しちゃいけなくなるの。
それも 日本の秘密保護法は その秘密を永遠に秘密に
しなければならないらしくて もし その秘密に関して
いきなり逮捕されて裁判を起こしても 裁判官すら
その秘密が何だか教えてもらえないんですって！
…怖っ。
今、何を秘密にするか ４万以上もの案があがって審査されて
いるようだけど…本当に ただ友達とおしゃべりをしていたら
いきなり「それは秘密保護法に違反するっ！」と
逮捕されてしまう事が起きてしまう可能性あるってことよね？
いきなり沖縄のきれいな海の中に 物騒な建物が建っても
秘密保護法に違反するから、と教えてもらえない事も
あり得るのでは？とか 考えたら不安な事は いっぱい
浮かんでくる。
でも…そんな怖い秘密保護法は もう 法律で決まり
秒読みで迫ってくる・・・・・・・・・・・・。
先生の話が終わった後、来ていたお母さん方から
いろいろな質問や意見が出て それもまたそうだな、と
考えさせられる事が多かったです。
今、街中で選挙カーや候補者が走り回っていて
新聞では それ以外の生活の問題やらいろいろ書かれて
投票する、と言っても ホントにどうしたもんだかねぇ…と
頭を抱えてしまうけれど、先生も
「正しい答えは ないと思うけれど、とにかくまずは
政治に目を向ける、興味を持つ事が大事。
子供達を想うママ達が いい社会を作ろうと真剣に
頑張れば、いい社会がきっと作れると信じている」
との事でした。
今回、ホントに 今まで目を向けていなかった事に
反省しつつ…全部は 把握しきれないかもしれないけど
もう少し身近な事として 考えなければいけないと
思いました。
