2007/8/24 金曜日

納涼歌舞伎

カテゴリー: 日記 — 鈴 もとえ @ 0:09:37

今日は キャンセル待ちをしながらも なかば諦めていた
納涼歌舞伎を見に行くことができました☆
え?会社?
はい。今日は 夏休みです。

歌舞伎に詳しいわけでも すごく好きというわでもないのですが
たまに 坂東さんの所で働いている友人が 招待券が出た時に
いただける機会があり 何度か見せていただいておりました。

最初は ????な世界だったのですが 何度か見ていると
わからないなりに面白い世界です。
イヤホンガイドもあるので 見ていて困りません。
中で ごはんも食べれます。

今回は 中村勘三郎さんと 坂東三津五郎さんが 
一緒に出るうえに 渡邊えり子さんが演出をされているという
第二部は どうしても見たかったのです!
なので 友人に キャンセル待ちでもいいのっ☆と
お願いして 観に行く事ができたのでありました。
ありがとう~Y!

それが・・・・ああああ☆ 
観れて良かったぁぁぁぁぁ~!!
ホントに 面白かった☆
一幕は 『ゆうれい貸し屋』
ゆうれいの出方や歩き方が すごくおかしいというか
 ゆうれい らしい、というか。
それも楽しかったけれど なんたって今日は 
やはり2幕目の『舌切雀』です。
あの昔話を こんな話にアレンジするんだぁ・・・
という感心もありましたし舞台の華やかさと 演出が!
すごいとか 感動とかいう 堅苦しい言葉よりも
『楽しかった!』と思える要素でいっぱいでした。

鳥達の世界を歌舞伎で演出するなんて。
孔雀、梟、雀たち、ひばり・・・・
仕草や衣装も ああ、鳥だぁ!なのです。
ペンギン達の踊りも 外国からのフラミンゴ達の 
力強いような踊りも 歌舞伎で こんなのが見れるとは
想像もしていませんでした。

お腹かかえて笑ってしまった・・・・・・。 

お琴で 白鳥の湖の音楽を奏でて踊るのは 
チュチュに似せた白い着物で踊る白鳥役の方々。
1羽混ざった黒鳥の着物もすそが羽根にみたてられて
作られていたり・・・・・。

歌舞伎って 役者さんが セリフや説明がないのに相手に伝わる
空気を作り出すように思えます。
もちろん周りの 謡いの方々の演出もあるけれど
ちょっとした仕草や歩き方、首のかしげ方で こんなにも
その役が変わるなんて・・・・・・・・。
本当に 男性なの??と思うくらい色っぽい仕草というか
いるいる、こんなおばちゃん、って雰囲気を作り出す役者さん達って
やっぱりすごいんだなぁ!!!

舞台の上での 中村勘三郎さんの存在感の大きさ!
舌切雀のいじわるばあさんの役は 勘三郎さんじゃないと
あんなに楽しい芝居ではなくなっていたかもしれないと思うほど。

ああ・・・・・。
今日も 夏休みモードを満喫してしまいましたぁ♪

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