ふん闘中
ここ数日 ご飯も食べられないくらいの便秘になってしまったトラ次郎。
点滴を打ってもらっているけど とにかく詰まっているのを出さないと命に関わる!
…ということで 昨夜。
トラは出す為に。
われわれは 浣腸する為に。
・・・・ふん闘いたしました! d(--;)
実家まで車で送ってくれた旦那と 母が変わりばんこに抑えて
私が注射器で おしりを もじょもじょ・・・・。
体温くらいのお湯を 注射器と細いゴムホースを使って入れるのだ。
人間だってそりゃ やられるのは嫌であろう・・・。
うがぁ~ うがぁ~って 気持ちもわかるよ、うん、うん。
でも やらねばならんのだ!
旦那が そばで エールを送る。
がんばれ、トラ!
がんばれ、トラ次郎!もうちょっとだぞ!
母がトラを抱き抑えながら とらに 即興で作ったお話を聞かせている。
『むか~し、むかし 蒲生村に とらじろうという猫がいました・・・』
かと思うと
『むっかし~♪むっかし~♪とらじろはぁ~♪うんちが出なくて ふんばって~♪』と
うらしまたろうのかえ歌をうたって トラの気をおしりからそらそうとしている(^^;)
それを トラが聞いているんだかどうかは 微妙だけど
母の歌が みょ~に おかしくて 3人で笑ってしまう。
だけどトラが トイレで 懸命にリキんでいるのに出ない姿を見ると
ちょっと切なくなる。
結局 夜の分では 出なくて 朝にもう1度 チャレンジしてみることに。
久々に 実家で 眠ることになるのだけれど お風呂からあがって部屋にいくと
さっきまで 暗がりで じ~っとしていたトラが 以前と同じように
お布団の枕のところで丸くなっていた。
「…一緒に寝てた時の事を ちゃんと覚えてるんだな…」
小さく グルグル…と のどをならしてから またお腹が苦しい息使い。
愛しさ倍増と心配で 夜 何度も目が冷めてしまった。
朝5時。
やっぱり変わらず出なかったので・・・会社に行く前に もう1度チャレンジ!
そして さきほど 母からメールが届いた。(写真も届いたf(^^;)
「固まりが少し出たよ!もう少しだよ!」
おおお!
普段なら 何気ないカタマリなんだけどね。
今は その1つだけでも 本気で救われる気分になる。
このままゆっくりでもいいから ちゃんと出て
ご飯を自力で食べられるようになるまで油断はできないけど…
がんばれ、トラ!
もう少しだぞ(><;)