鈴の眼

日が経つにつれて　被害の大きさがあらわになってきて
私達が住んでいるあたりなんて　なんてことない。
東北、特に　宮城、岩手、福島の方の地震と津波の被害は
尋常じゃない。
1人でも多く助かって欲しいし　避難生活の中で
家族とまだ連絡が取れない人達を考えると胸が痛むのに
小額の募金くらいで　他に何もしてあげられないのだ。
でも　まずは　自分達もしっかり足場を作っておかなきゃ。
そう思って　御飯も食べるし　シャワーも浴びる。
停電に備えて買出ししたりもする。
でも　今の自分の状況を　ありがたいって思う気持ちは
忘れないようにしないとだ。

今日は　朝から電車が動かなかったので　会社は休み。
旦那さんもちょうどお休みの日だったから　一緒で良かった☆
ならば、ちょっと今日は　いざという場合に備えて少し
買い物しておこうか、と　市場へ行ったり　スーパーへ
行ってみましたが…
え？私達の行動、またしても遅いのか！？
お水や牛乳、パン、缶詰、カップ麺、トイレットペーパー、電池・・・・
などなどなど　今まで見たことのない勢いで棚から消えていて
びっくり！！
オイルショックの時も　こんな感じだったのかなぁ？
お水があったとおもったら。
いつも１カートン￥396が￥1650になってて　更にびっくり。

日頃の備えって　大事なんだな～と思いながら
まぁ　数日なら　なんとかなるくらいは家にあるし…
必要そうなものだけ買って。
停電になってしまう前に　この際、大掃除も兼ねて
戸棚の整理や非難用具らしきものの整理だぁ！！

そして　停電になったら　その間　寝ようっ。
…と思ったら　今日は　停電しなかった…f(^^;)
あり～？
でも　節電は　必要だから　今日は　早めに寝よう。

親戚の叔父さんの家族や兄弟が　仙台に住んでいて
安否が心配だったけど　今日になってようやく連絡が
届いたそうで　聞いてるこちらも　本当にホッとした。

本当に…一人でも多くの人が助かりますように…
原発のトラブルが１日でも早くもとに戻りますように…

３月11日　午後　大きな地震。
震源地は　宮城の方らしいのですが　関東でも震度５強！
会社で仕事中でしたが　横に　ぐらぐら揺れ始め…
あれ…？大きいね…あれ…やばくない？
外に出るには　屋上が一番近かったので屋上へ出てみたら
周りの電信柱も　ぐらんぐらん揺れていた。
立っていると気持ち悪くなるくらい揺れていた。
…長い。

ようやく治まったかと下へ降りてみたら　あいやぁ～
機材や工具が　倒れていたり　引き出しが開いてたり
本棚から　本が飛び出していたり。
…古い建物なので会社の壁にヒビがいくつも入っていたり。
ひとまず怪我した人がいなかったから良かったけど
なかなか家族と連絡がとれない時間が　とても不安。
災害ダイヤルとかって　こういう時　大事なんだな…。
地震からすぐに　テレビでは　火事のニュース。
こ…怖い。
震源地から　こんなに離れているのにこれだけ揺れるって…
震源地は　どうなっちゃってるのだろう？

しばらくして　なんとか家族とは連絡は取れて一安心。
でも　友達も皆　大丈夫かなぁ？
スナネコさん達も大丈夫かなぁ？
お店の瓶もすごいことになってないかなぁ？
岩手に住んでる後輩も大丈夫かなぁ…？

ハラハラしてると　お腹にも伝わっちゃうのかしら？
お腹が　ずっと　ぽこぽこ　ぽこぽこしてるのだ。
大丈夫、大丈夫…大丈夫だよぉ。

ニュースでは　都内の交通渋滞もすごいことになっている。
津波もすごいことになっている。
うひゃぁ…自然の力って…。

午後７時をまわっているのに。
今日中に　電車が動かない様子。
こんな寒い日なのに　外でバスを何時間も待ったり
戸惑っている人達が沢山いる。
まだ　会社の中にいれるから　私はラッキーだ。

皆　無事に家に帰れますように・・・。

池袋の「アーティストガーデン」が　しばらく閉廊する事になったと
お知らせが届いた。
今まで度々お世話になっていたし　駅前なのに騒がしくなく
広々としていて好きだったギャラリーなので　正直、寂しい。

会社の後輩の展示会を観に　初めて行った時に
「ここで　私も展示した～い」っと思って…その場にいた
同僚兼、作家仲間数人で　申し込んだのを思い出す。
あれは　会社の同僚達ニッケソで企画した『そらてん』だ。
懐かし～なぁぁぁ。

プリンも美味しいし。
リンゴジュースもカフェオレも好きだったし。
カップから何からさりげなくギャラリーにあってて好きだった。
オーナーの岡本さんの小さな体から　どうして！？と思うくらい
大胆だけど可愛い作品を見るのも楽しみだった。

何度か　企画展に参加をさせていただく中でも
いかにこの壁のスペースの中に　世界を作るか？と
自分への課題に　１番ワクワクしていたので
結婚後、作品の製作スペースが落ちて　なかなか展示会に
参加できない今日この頃だけど『幻獣展』には
出展させていただこうとこっそり決めていたのになぁ…。

人形制作を始めてすぐにお世話になった『木土水ギャラリー』も
閉廊中のままだしいくつか知り合いの閉廊してしまった。

馴染んだ場所が　消えるのは　ちょっと寂しい。
いや、ちょっとどころじゃなく寂しい。
けど。
　
毎日、毎年あっという間に過ぎるようで　いろいろ変化していくのだ。
ずっと同じを続けるって　大変なのだ。
誰にも　どこにも　自分にも　いろいろな事情、あるのだ。
自分が動いていれば、どこかでまた懐かしい時間とクロスする時が
きっとあるのだ。

最近、少しサボリ気味だった上にこれからまだまだ仕事に
子育てに…やらなきゃって事はきっとてんこ盛りなのだろうけど
やっぱり　作りたいものが頭に　まだまだ浮かぶんだよなぁ。
頑張って　現実世界に引っ張り出してあげないとだな。

3歳を目の前にした女の子がいる友人宅へお邪魔した♪
最初は　ちょっとドキドキな顔してたし
私も　あまり周囲に小さい子供がいたことがないので
何をどう話していいのか　ドギマギしてた(@ @;)

でも「お姉ちゃんのお腹の中に赤ちゃんがいるんだよ」と
友人母に言われた彼女の目は　興味津々♪♪
お腹触ってもいいよ～って言ったら
少しづつ近づいてきて　なでなで…♪♪
「赤ちゃん何してるの？」
「まだ寝てるんだよ」
お腹に耳を近づけてくる。
くぅ～…か…可愛いじゃないかぁ～っ

お腹のポッコリをさして
「これはだぁれ？」
「赤ちゃんだよ」
胸をさして「これは　だぁれ？」
「おっぱいさんだよ」
なでなで…
その繰り返し（＾＾；）
ん？遊ばれてる？

万物に命がある…なんてのは大袈裟だけど
何にも「～さん」て　別の固体扱いらしい。
お昼寝から起きてきた時、ママよりも先に私達の
部屋へ戻ってきたので「ママはどこに行ったの？」と聞くと
「お布団さんが　まだ寝てるからママが起こしてる」
なんて言ってたなぁ～。

ちょっと寒かったので　友人が貸してくれたブランケットを
ひざの上にかけていたら　お腹までそれを引っ張り上げて
「赤ちゃんにもかけてあげてね」　…って。
か…可愛い…
その後　自分がご飯の時につけていた前掛けを
お腹にかけて「はい、赤ちゃんも」って。
う～む、お地蔵さんになった気分。

おままごと道具を並べて　みんなに料理を作ってくれたり
お世話大好きみたい。

たびたびそばにきて　「赤ちゃん　もう出てきた？」
ブランケットをのぞいて「う～ん、まだみたいだねぇ～」
なんて遊んでた。
お昼寝する時　パジャマを見せにきてくれて
「起きてもまだいる？まだ帰らないでいてね」
って　言われたら　そりゃ～帰れませんがな。

寝ている間、オトナの時間（＾＾）
ランチの用意をしてくれたり、子供の世話をしながら
ずっと動きっぱなしで　友人は大変だったの思うのだけど
ひとときの休息時間～。
本当にありがとうね。

彼女が週末に長野の小布施で買って来ておいてくれたという
栗の木テラスのモンブランでカフェタイム♪

２、３年前　別の友人と小布施に行った時に　栗の木テラスは
ちょうど定休日で　残念ながら食べられなかったのだ。
念願のモンブラン～♪
http://www.caferepo.com/repo/kurinoki/index.htm
モンブラン好きというわけではないのだけれど　噂に聞いていた
モンブランは　甘さ控えめで渋い香りっぽいのに渋いわけでなく
栗の香ばしさが　ふわっとくる。
うんまかったぁ～♪
ぜひ秋の栗シーズンに　小布施へ行ってみたくなりました（＾＾）

懐かしい友人との集まりの時間は　あっという間に過ぎてしまう。
駅までお見送りしてくれて。
今日は　１日　本当にありがとう。
今度会う時は　赤ちゃん出てきているかもだね。

実際に　子供と接するっていうのも　想像と全然違っていて
面白かったです。