Ivory 2の(今更ながら)発見
ダイナミックレンジを広めにとることで、一段と表現力があがるみたい。いままでは再生条件を考慮し(あまり強弱の差がありすぎると、弱音が聞こえない)、パラメータでいうと強弱を30dB以下、場合によっては20dB位、で使うことが多かったのだけれど、これをもう少しレンジを拡げてみると、いままでもかなり良かったのだけれど、さらに素晴らしいバランス感。
結局のところ、その分、広がってしまうダイナミックレンジをどこかで圧縮してあげないと、聞くときに辛いのだけれど・・・やはり、もともと、ピアノは相当な広ダイナミックレンジ楽器なわけで・・
うん、リアルピアノの録音とか、どうやってうまくCDレベルに押し込んでいるんだろうかと、そちらがむしろ気になってきた感じ。16ビット録音では、最弱音域はかなり再現が苦しいと思う。
今まで、オーディオのディザリングの意味がいまひとつ理解できていなかったものの、確かに弱音域を美しく再現させるためには、必須だということも、ようやく実感。
ただ・・外で聞くとか、所謂音楽鑑賞モードでない場合は、やはりある程度(かなりの程度)強弱を圧縮しないと聞こえない状態になるので、そこはやはり悩ましいところ。
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