鍵盤の樹

今まで使っていたiPod nanoの空きがほとんどなくなってきたので、先日モデルチェンジされた第３世代のiPod nanoに乗り換えました。ま、iPod touchにも食指は動いたものの・・・気軽に携帯できること重視でnanoからnanoへの乗り換え。

第３世代になってビデオが見られるようになったくらいの違いか、と思っていましたが、大違い。操作性が非常に改善されていました。オリジナルのnanoも実に使いやすかったので、乗り換え前は特に不便とは思ってもいなかったのですが、新しいnanoを使ってみると、もう、戻れない・・・。旧nanoは音楽ライブラリの階層化に対応していなかった（iTunesでフォルダを使って分類していても、nanoではプレイリストごとにフラットに表示されてしまう）のが、新nanoは完全にフォルダにも対応している。たったこれだけのことでも、非常に使い勝手が良いです。あとは、ギミック的なところですが、あちこちカッコ良くなっている（まあ、こいつは直接の操作性には関係ないが）。

最初はnanoは細長くなければ、と思っていたけれど、新nanoを手にすると、平べったさの違和感も特になかったです。

満足満足・・・

今まで、イタリア系のグランドピアノの音がいまいちで、本格的な投入に踏み切れていなかったのですが、ようやく目途が立ちました。また、いままで、スペインのホールの響きがいまひとつしっくりこなかったのですが、こちらも適材を得たようで。

そう、イタリア産ピアノとスペインの教会の残響が良く合うのでした。これがベーゼンドルファーとだと、どうにも不安定な響きになっていたのですが。ちなみに、ベーゼンドルファーのピアノにぴったりな教会では、イタリア産のピアノの響きが生きてこない・・・取り合わせの妙ですね、実際。