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2006/12/19 (火) 作成
2006/12/19 (火) 22:29:48更新
04:37, 3.9MB
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作品66という大きな番号を与えられていますが、死後出版のためで、作曲はかなり初期のものです。 この曲も嬰ハ短調、三連符多用というところはベトベン氏の月光を彷彿とさせないこともないのですが、そちらは後の夜想曲に譲って、ここはやはり、ショパンは初期からショパンらしかったというところに着目したいところです。メロディーのつなぎの部分の処理などに少々無理があるところもあるように思えますが、些細なキズで、大本は美しいメロディと装飾の大盤振る舞いです。この拙さがのこるものの直裁的に美しいというのは、まさに初期のショパンらしいのではないでしょうか。
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