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, 2006/12/19 (火) 22:26:07更新
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前の作品(嬰ハ短調の夜想曲)と好一対になっている作品です。続けて聞いてみると、まさに2曲ワンセットというのが、納得されるのではないでしょうか。こちらの方は、とても流麗で美しい作品で、劇的な前作と非常によい対照を描いています。ショパンのセットもののなかでも、まとまりは随一ではないでしょうか。そして、この極めてうつくしい旋律も、ショパン中期まででは、屈指のもの。これを凌ぐメロディはショパン自身といえども、晩年にいくつかあるだけと言ってもよいのではないでしょうか。
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