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会社の後輩、てんぷーさんと私は 狭いエレベータ−に乗っています。
あれ?3Fだっけ?4Fだっけ?
押しているうちに エレベーターが止まってしまいました。
なんだか下へ落ちているようです。
ひやぁ〜..............
しかし、エレベーターはゆっくりとまり、ドアがあきました。
そこは なんだか少し様子のおかしい職員室のような部屋でした。
何階?と思って見ると 地下2Fの表示があるのですが 窓からは
空も木も見えます。ですが..上へ行く階段がありません。
窓から 出る事も不可能らしいです。
『閉じ込められた!?』
その部屋に.は..カリカリした女の人や 様子のおかしな人達が ゲームをしたり
ぶつぶつ言っていたり... どうみても ヤバい雰囲気が漂います。
今きたエレベーターで戻ろうとしても そのドアは不定期に開くので
いつ戻れるかわかりません。
私は メールで助けを呼べないか どうにかしてこの部屋から 逃げだせないか
調べまくります。
ああ…このパソコンからじゃ メールアドレスがわからないっ!
こんなことになるならば 『能力トレーナー』で もっと記憶力を
鍛えておくんだった…!後悔 後悔…
そのうちに ふと、エレベーターのドアがあいたのです。
『てんぷー!今よ!今のうちに逃げるのよ!』
エレベーターに 駆け込んで てんぷーさんを呼んだのですが
てんぷーさんは いつの間にか仲良くなった(?)らしい 様子のおかしい人を
2人連れて来て
『この人達も乗せて』 と言うのです。
狭いエレベーターですが なんとか乗れそうなので乗せ、
てんぷーさんのスペースを作ります。
『早く、てんぷーも乗るのよっ!』
必死で 叫ぶ私に てんぷーさんは....ふと...
ニヤリ…。.
…え?
『これでまたエレベーターが次元の穴に落ちたら ゾンビゼリーの出来上がりね。
....くすっ』
そう言って乗ろうとしません。
振り向けば さきほど乗せた2人は ゾンビのような顔をしています。
うきゃ〜☆
慌てて降りたところで エレベーターのドアは閉まりました。
『私もゾンビゼリーにするつもりだったの!?』
振り返って 聞こうにも てんぷーさんの姿は もうそこにはありません。
あのゾンビ達…。
エレベーターが無事に作動していたならば 外界へ着いて普通の人間に
戻れるのだと思う。無事に着けたと良いけどな。
再びエレベーターのドアが開きました。
今度は 私は 1人です。
ドアがしまり 来た時と同じように 階を示すデジタル表示が 狂ったように
カシャカシャ動いています。
・・・どこへ連れていかれるんだろう...
ふと、どこからか 『行きたい所、今一番に会いたい人の事を思い出しなさい』
という声が聞こえ、目の前に キーボードが現れました。
え?え? 会いたい人?今?え?そんな急に思い出せないよ?
思いつくままに 人の名前は 打ち込みますが ドアは なかなか開きません。
こうなったら あまのじゃくっ☆
最後の最後に...もう会いたくなんかないわ!
そう思っていたあの人の名前を打ち込みました。
そして・・・
目の前のドアから音楽が聞こえて花が降って来て ドアがひらいた・・・
・・・というところで。
お昼休みの終わりを告げる携帯の音楽が鳴り 私は 現実世界に
引き戻されました。
会えたのかな。
・・・会えなかったのかな。
会いたくないとずっと思っていたのに私ってば 会いたいと思っていたのかしらん?
いや〜ねぇ。もう.私ってば。今さらね。
ちょびっと 苦笑いしてから 仕事に戻りました。
しかしっ!
で・・・でた〜ぁ〜☆
てんぷーさんが。
なんたって 彼女の席は、私のお隣 f(^^;)
しばらくは 彼女を見るたびに あの ニヤリッ と笑う不吉な恐い笑みを
思い出して…背筋が......ひやり。
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