『父の夢』


現実のお話。
私の父は ある日突然 亡くなった。
病院にかけつけた時 霊安室に案内された。
その日は 泣くだけ泣いた。
だけどその後って 御葬式だ、なんだと やらなきゃいけない事が多すぎて
だけど 夜 母がひとりでまた泣いている姿をみると 
そばにいる自分が しっかりしなきゃと思って 泣けなくなった。
どれくらい月日がたった頃だろう?
父の夢を見た。

お昼寝で ウトウトしてた時。
そこは お寺のような感じもするけど…お線香臭いわけでもなく、
ただ広い板の間で ガラ〜ンとして 何もなかった。

ふと。
右の白いカーテンが揺れて そこに 白い着物をきた父が立っていた。
あ〜おとうさんだぁ・・・。
そう思って 近づくと。
なんだか照れくさそうな寂しそうな変な顔をしたまま、しゃがんで
『...ごめんな』って頭をなでてくれた。
それだけだった。
気がつくと白いカーテンしかなくて 誰もいなくなっていた。

それだけだったけど。
それだけだったけど。

父が亡くなってから 自分がしっかりしなきゃと思う反面、
どこかで 何で死んだの?って 父を責めてた気がする。

・・・・こっちこそ ごめんね。
今でも 甘ったれな自分なんだけど できる範囲でがんばってみるからさ。
ダイジョウブ。
もう 心配しないでいいよ☆