鳥取に行った時、日本庭園で有名だという池田美術館に立ち寄りました。
庭の美しさは 簡単には書ききれませんが、展示された美術品の中に
河井寛次郎という方の詩がありました。
何気なく、ものを作り出そうとしている人なら きっと すごくわかるよ〜っと思ったので
思わずメモをしてきました。
美を追わない仕事
仕事の後から追ってくる美
私は私を形でしゃべる
土でしゃべる
火でしゃべる
石や鉄などでもしゃべる
形はじっとしている唄
飛んでいながらじっとしている鳥
そういう私をしゃべりたい
こんなおしゃべりがあなたに通じるやならば
それはそのままあなたのものだ
その時 私はあなたに私の席をゆづる
あなたの中の私
私の中のあなた
『手考足思』 より
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この世は自分を探しにきたところ
この世は自分を見にきたところ
どんな自分がみつかるか自分
どこかに自分がいるのだ出ていく
新しい自分が見たいのだ
仕事する
仕事がみつけた自分
自分をさがしている仕事
私は木の中にいる 石の中にいる
鉄や真鍮の中にもいる
人の中にもいる
一度も見た事がない私が沢山いる
始終こんな私は出してくれとせがむ
私はそれを掘り出し度い
出してやり度い
『いのちの窓』より