立体で何かを表現してみたいと思うキッカケにもなったと言えるくらい
尊敬する人形作家さんがいます。
あいうえお順で書いたならば
石渡いくよ先生。『楽しい』の空気が詰まった人形を作ります。
(この先生の人形のチラシを見て 日立まで見に行った時に 他の先生達の作品にも出会い、
感動して 私もいつかこんな作品を作りたい、と思うようになったのです)
黒澤正子先生。すべて皮で 自然の空気が詰まった人形を作ります。
高橋操先生。毎回、毎回 想像力とアイデアが詰まった人形に脱帽します。
辻村寿三郎先生。初めて見たのは…たまたま見たNHKの番組。
ちりめんを貼るなんてカンタンさ〜とでもいうように小物を作っていたので
私もやってみよ〜♪とやり始めたのが最初のキッカケ。
以前からジュサブロー美術館に行ってみたいと思っていたのですが
『馬頭観音』という作品を見てから…今 いろんな作品を見たら ショックで
人形を作れなくなりそうな気がして いまだ行けておりません。
そんな先生の中の1人、黒澤正子先生の個展があったので 今日は
もの凄く緊張とわくわくを抱えて国立まで見に行って参りました。
あ〜しっかし やっぱり行って良かったぁ…。
1体、1体の人形それぞれが なんていうか自然の中で感じたことのある空気を
表現していました。
波がザッパ〜ンッという一瞬が聞こえてきそうな服と 海風になびいた髪の人形、
夏の金魚すくいのわくわく感を思い出させてくれる人形、
秋のコオロギ、藤の花、桜…枯れた木から新たに芽吹きはじめた時・・・
すべて皮で それも透き通っている皮の人形はまるでガラス細工のようで…
細かいいろいろな工夫に ただ、ただため息…!!
先生自身は 見た目は 本当にいたって普通に家事をこなしている主婦、なのですが
お話を聞いていると 何気ない言葉の中に 表現する、ものを作る、という中の
こだわりや 今まで培ってきたものが ほろんっと出てきて この方もやっぱり凄い…!と
思ってしまいました。
人形はね、いろいろな技術の総体性なのよ。だから 何をやってもいいし やるべきよ。
まずはやってみなさいよ。
そんな言葉が印象的でした。
そういえば まだ私が人形を作り始めていない時に行った個展でも先生は
『何か作りたいものがあるなら まず絵に描いて 後はとにかく作ってみなさいよ』
そんな風に言ってくれたのを思い出しました。
そこから 見よう見まねで 試行錯誤しながら…今 人形を作っています。
尊敬する人が いる、というのは とても心にも技術にもいい事だ。
そして…今日は とうとう黒澤先生のブローチを買ってしまいました♪
人形は とうてい手が出せないお値段ですが 先生は ブローチなどなど
頑張れば 手がとどく作品も置いてくれます。
いつも あれにしよ〜、これにしよ〜でもぉおおおおお・・・と悩んで買えないのですが…。
家に帰って 部屋にかけてみていると初心に戻れる気がします。
えへっ♪ 私も また頑張るぞぉっ♪
