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プロパティリストのパッチは必ずしも安全ではない」
ことえでぃ4は、ことえり4の使うウインドウズ風キー操作のキーバインド定義プロパティリスト(環境設定に相当)にパッチを適用します。直接プログラムを操作するわけではないので、比較的安全かと思われますが・・・ものがものなだけに、実はそうでもないようです。
運が悪いと、たったこれだけのパッチ当てでも、まともにシステムが動かなくなることもあり得ます。
ことえでぃ4をご使用になる場合は常にこのリスクがあり得ることをご理解願います。

開発時に確認された危険な動きと対処のためのスキル
もともと、修飾キー無しの「かな」「英数」等のキーには「入力を無視する」コマンドが割り当てられています。開発時の都合で、これをプロパティリストから削除して、再起動してみると・・・
Finderが起動しません。ログインはうまく行きましたが、Finderが起動しかけては強制終了を繰り返し。シフトキーを押しながらのセーフモードでもだめ。結局、別システムから起動して、MsimeKeys.plistを元に戻したことで、問題は解決しました(おそらく、シングルユーザモードで起動して、コマンドラインからのコピーでも大丈夫だったと思います)。
確かに、「かな」等の特殊キーに対して、明示的に「入力を無視」とあったところが曲者だったのかと推察する他ないのですが、理由はともあれ、運の悪いパッチを施すと、事実上、システムが使えないことになります。
ことえでぃ4は既知の危険なキーバインドは変更できないように配慮していますが、全ての危険な組み合わせを検証することはできません。
ことえでぃ4を使い、直接システム設定を上書きする場合は、非常事態に備え、シングルユーザーモードでの起動、ルート権限でのコマンドの実行についての理解がのぞまれます。


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