音楽の小径
2008/01/14 (月) 作成
「なくした小銭への怒り」
「なくした小銭への怒り」
07:11,  6.0MB ,  2008/01/14 (月) 22:28:48更新
ベートーヴェン作曲、ハンガリー風、奇想曲風に。あるいは、ロンド・カプリッチョ。没後に出版されたため、作品番号は129と大きな番号が振られているものの、作曲は1890年代後半、初期のもの。
小銭を落とした腹いせにつくったとかいう本当だか嘘だか判らない逸話がある。
また、シューマン(作曲家、音楽評論家でもあった)が、出版後に(当時もてはやされていた曲に比べて)激賞したといういわくもある。
少々冗長な気味もあるが、後期の響きを予感させるようなパッセージもあり、おもしろい。