02:29, 1.5MB
, 2009/12/06 (日) 20:26:55更新
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12曲組の練習曲集(作品25)の終曲です。 雰囲気は相当ことなりますが、技術的にはアルペジオの練習ということになりましょうか。 変化に富む曲集の締めとして、同系統のものを持ってきているのは偶然ではないでしょう。 この曲は大洋のエチュードの別名もあるようですが、スケールの大きさという点からみて 案外適切なネーミングかも知れません。 技法的には比較的古典的な和声進行で、しかも分散和音に特化しているにもかかわらず、 その音の響きは、後のドビュッシーの「海」あたりを予告しているかのようにも思えます。 海つながりは偶然でしかありませんが・・・
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