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, 2008/11/03 (月) 01:31:28更新
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1904年作曲、ドビュッシーが印象派とされ始めたころよりやや後の作品ながら、それっぽくないせいなのか、ドビュッシーの割にらしくない(ことはないと私は思いますが)せいか、いまひとつ有名ではないようです。確かに、彼にしては珍しく、(スペイン風の)リズムと和声に固執して、ほぼそれだけでできていたりですが・・・強力な推進力を備えた作品です。ドビュッシー初期の瑞々しさが、あちらこちらにみられるあたりも魅力的。 んー、構成がかっちりしていて、彼の作品としては地味、という風に見られてしまうのかなあ・・・ かなり早めのテンポで5分弱、この作りとしては相当長めですが、弛むことなく一気に聞かせ、長さを感じさせないあたり、非常に充実していると思うのですが。
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